Yale School of Management(SOM)

イェール大学は、1701 年に創立された米国で3番目に古い大学で、ハーバード大学やプリンストン大学等と共に米国東部のアイビーリーグに属しています。
イェール大学全体の総学生数は約13,400名程度です(2018年時点)。図書館・美術館・劇場・病院・各種研究機関など、様々な施設が併設されている総合大学で、ニューヘイブンの街全体にイェール大学の関連施設が点在しています。
Yale大学は様々な分野の学部・大学院を有し、クリントン大統領夫妻を始めとする政治家から、ノーベル賞受賞学者、オスカー受賞俳優まで、各分野で著名な卒業生を輩出しています。

Yale SOMは、”Educating leaders for business and society”を教育理念とするイェール大学の専門大学院の一つです。1976年に前身のSchool of Organization Managementが発足しました。1994年にSchool of Managementと改名され、1999年からMBAの付与を開始しました。
イェール大学全体の歴史と比べると歴史は浅いですが、特に近年SOMの人気・評価が上昇しており、全米・グローバルMBAランキングでは共にトップ10以内にランクインしています。ビジネススクールの中では、世界的に見てもトップスクールに位置付けられています。（参考）

Site	Year	Ranking	Link
US News MBA Ranking	2023	7位	USNews
Financial Times MBA Ranking	2023	10位	FT MBA
Financial Times Global MBA Ranking	2021	4位	FT GMBA
Poets & Quants MBA Ranking	2024	5位	P&Q
LinkedIn	2023	8位	LinkedIn

Yale SOMは学生数を小規模に抑え（一学年350名程度）、学生一人当たりの教授数・プログラム数が高い点を一つの大きな特長としています。クラスサイズが小さいことで、学生一人ひとりに対するサポートが充実しているだけでなく、生徒間だけでなく生徒と教授間にも協力的なコミュニティが生まれています。例えば、学生が教授のリサーチプロジェクトに参加して論文を書いたり、PhD受験のために推薦状を書いてもらったりする例はよく聞きます。筆者（Class of 2024）も、Dual-Degree追加の際、SOMの教授に推薦状を書いていただきました。
学校の成り立ちから、一般にはGeneral ManagementやNPO・政府関係・Sustainability・再生可能エネルギーに強みがあります。他にも、各分野に強力な教授陣を揃えていること、他学部のリソースにもアクセスできるようになっているころから、FinanceやMarketing等いずれの分野においても、最高水準の教育を提供しています。