今回は料理をする上で日本と違う点と、日本から持って来て役に立ったものをいくつか思い出したので記しておきます。
★お肉事情
チキンは骨なしと骨ありがありますが、骨なしのものはSkinlessがほとんどです。逆に骨ありだと皮もついています。
ジューシーな唐揚げが作りたい...という時は骨なしだと皮の部分が少なくて物足りないんですよね...
かといって骨ありは食べづらいし料理しづらいし...といった難点がありました。
また、脂身を極力避けたいお国柄なのでしょう…
お肉はもも肉より胸肉(White meatなどと称されています)の方が高級なようで、少しお値段高めです。日本と逆ですよね。
我が家は唐揚げの時はCostcoでBonelessのもも肉 (Thigh Chicken)をよく買います。
このもも肉は少しだけ皮が残っているのでよくお世話になりました。笑
◎ひき肉
こちらも脂身と赤身の割合がかなり豊富に用意されています。
Ground beef 80:20 といった感じで脂身がどのくらい配合されているかでお値段も少しずつ変わってきます。
★ツナ缶
ツナ缶はオイル漬け、水煮と2種類あります。日本でいうツナ缶はオイル漬けの方です。
ツナのオイルさえも省きたいのでしょうね。間違って水煮を買ってしまった方から、全く美味しくなかったと聞いたことがあります。お気をつけて。
★小麦粉事情
私が失敗したのが小麦粉事情です。
アメリカに来てすぐの頃にスーパーに行き、小麦粉を探していたところ''All Purpose Flour''と書かれた粉が目に入りました。
「何にでも使えるのかな?便利!」となんとも浅はかな思いで、きちんと調べることもなくコレを購入しました。
が!しかし、いざ家に帰って開けてみると、、、茶色い…?? 試しにパウンドケーキを焼いてみましたがパサパサ…全然美味しくない…。
調べてみたところどうやら”All purpose Flour”とはこちらでは中力粉のことらしくΣ(゚д゚lll)しかも私は全粒粉のものを買ってしまったようで…。
せめて全粒粉のものではない白い中力粉を買っていれば、うどんとかを作るときに代用できたなぁと思うのですが、アメリカ生活が終わる最後の最後までこの茶色い粉の使い道に困りました…。
餃子の皮もこれで作ってみましたが美味しくはなかったですね。笑
スーパーで買うときにちゃんと調べればよかった...もっと文明の暦を駆使すればよかった…!!と後悔…。
・強力粉=Bread Flour
・中力粉=All Purpose Flour
・薄力粉=Cake flour, Pastry Flour
どうやら日本でいう小麦粉はこちらではCake Flourに当たるそうです。
Unbreached とBreachedのものがそれぞれありますが、日本の小麦粉は昭和52年以降は漂白していないようなのでUnbreachedの方が安心かと思います。
また、小麦粉はKing Arthur のものがオススメです。
★メジャーの違い
摂氏華氏の他にLbやOunce, Tbsp(Table Spoon=大さじ)やTsp ( Tea Spoon=小さじ)などなどこちらのレシピで何か作ろうとする時は色々と換算が必要でした。
一番よく使うのは1カップ。アメリカの1カップは日本の1カップ(200cc)より大きい240ccです。
★日本から持って来た方が便利なもの
アメリカに来た当初からこれがあれば困らなかった!というものをまとめてみました。
入手可能ですが割高なものも含めて記しておきます。
◎キッチン編
・おろし器(大根おろしを作るときに使うようなおろし器。はじめはチーズを削るもので大根おろし擦ってましたがこれが面倒で面倒で...一時帰国した際にダイソーでたくさんのキッチン用品を大人買いして持って帰りました。)
・鶏がらスープの素
・だし
・タコ糸
・巻き簾(アジアンマーケットで購入可能ですが割高。)
・土鍋
・カセットコンロ
・餃子の皮(アジアンマーケットで入手できるのはワンタン用の薄いもの、もしくは日本の餃子の皮より分厚いもの)
*調味料は醤油、酒、みりん、海苔などは問題なく手に入りますが少し割高です。
◎医療編
・ポカリの粉
・冷えピタ
・目薬(スースーするタイプ...アメリカではスースーする成分の規定が日本より厳しいようで目薬のスースーするタイプは入手困難でした。花粉は4,5月頃に多く飛んでいます。)
◎生活雑貨編
・洗濯ネット(住居にもよりますが、洗濯機はフロアで共有のところが多いです。)
そんなこんなで私のやらかしたたくさんの失敗談が少しでもお役に立ちますように...
お恥ずかしいながらも共有させていただきました。