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授業紹介:International Entrepreneurship

明けましておめでとうございます。Class of 2016のSNです。2ndで出願される受験生の方は特にお忙しくされていると思いますが、身体には気を付けて、出願作業頑張ってくださいね!

 

今回は、私がFall Semesterに履修した授業の中で、International Entrepreneurshipという授業をご紹介したいと思います。この授業は、Raymond Chang教授とGeraldine Wu教授が担当します。ビジネスをグローバル展開するときに、注意すべき点、リーダーに求められるスキルなどを、ケースをもとにした授業でのディスカッションを通じて学びます。Early-stageの企業がグローバル展開するケースもあれば、グローバル企業が新しい国でビジネスを始めるケースもあります。この授業での一番大きな学びは、localizationとstandardizationのバランスをうまくとることが大切であるという点でした。Localizationは、その国の文化・習慣に合わせて、商品やサービスを適応させていくことで、standardizationは、自国で成功したビジネスモデルを規格化し、そのままグローバルに展開することです。例えば、Walmartは、アメリカでは1パック6本入りの2Lコーラを売るのに対し、中国では1Lのコーラを1本ずつ売ります。これは、アメリカでは顧客が車で来店する一方で、中国では車の所有率が低く、顧客が徒歩や公共交通機関を使って来店するからです。しかし、localizationだけでは企業としての強みを最大限に活かすことができないなどの側面もあり、standardizationとの最適なバランスが、グローバル展開における成功への鍵となることなどを学びます。ディスカッションがベースであり、学生がそれぞれのグローバルビジネスの経験を授業で共有するため、クラスメートから学ぶことが多いという点も、この授業の特徴です。

 

Yale SOMでは、2年目の後半はすべて選択科目となります。残りのSpring Semesterでも興味深い授業を履修する予定ですので、またこのブログを通じて、皆さんと共有できればと考えています。では、本年もどうぞよろしくお願いします!